優勝

ローザンヌのコンクールで日本人が優勝したとのこと。しかも、男子。
これは、とても嬉しいニュースだと思う。
バレエを習うのは、圧倒的に女子が多いけれども、フィギュアスケートのペアやアイスダンスと一緒で、男性なくしてはバレエは成り立たない。
身体が小さめなのが、ちょっと惜しい気もするけれども、バレエはクラシックだけではないから、踊りに適性のある男子は、どんどん挑戦してほしいと思う。

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ローザンヌ

ローザンヌ国際バレエコンクールで、日本人が優勝した。
最近は日本人のレベルが上がっているから、入賞はよくあるけれども、優勝はすごい。
コンクールでの踊りの映像を見た。クラシックの踊りもいいけれども、コンテンポラリーの踊りが抜群によかった。
一夜明けて、帰国したその子の素顔を見て、びっくりした。まだまだあどけない少女だったから。そういえば、まだ十七歳だった。

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ウィンナー・ワルツ

ウィンナー・ワルツ・オーケストラの公演に行った。
ワルツやポルカを中心に、オーケストラの演奏とソプラノ歌手による歌、バレエダンサーによるダンスが組合せてあって、とても楽しかった。とっつきやすく、親しみやすい感じで、肩ひじはらずにクラシックを楽しめる感じがいい。
アンコール曲が4曲も用意してあった。お得感があるけれども、最初から+4曲やることは、折り込み済のプログラム構成で、常連さんは百も承知だったよう。

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アイリッシュ・ダンス

「ラグース」というグループのアイリッシュ・ダンスの公演を見に行ってきた。
直立の姿勢で両手を腰にあてて、細かいステップを踏むダンスだという、漠然とした前知識しかなかったけれども、とても面白かった。
ダンスと音楽と、交互に組まれたプログラムで、演奏の方もすぱらしかった。
バグパイプに似た音色の民族楽器(イルン・パイプというらしい)も興味深かったし、バゥロンという太鼓の演奏もすごかった。
演奏中は咳をするのもはばかられるようなクラシックのコンサートとは違って、まるで村祭りを見ているように、手拍子OKの舞台で、楽しい時間を過ごせた。
チケットが完売していなかったのが、残念。とてもいい公演だったのに。

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カーテンズ

2月13日に、ミュージカル「カーテンズ」を見た。
話は・・・うーん、まあ(苦笑)という感じだった。
主役のヒガシは、歌はそこそこだけれども、踊りがキマるし、なんと言っても抜群のプロポーション。カッコイイ。
脇を支えるマルシアや鳳蘭が、歌といい演技といい、とてもいい。
大澄賢也は、やはりダンスが圧倒的にカッコイイ。

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テレプシコーラ

先日、手塚治虫文化賞を受賞した山岸涼子のバレエマンガ「舞姫 テレプシコーラ」。
受賞のニュースを見た瞬間、最寄の本屋で平積みされていたのを思い出した。
さっそく翌日、オトナ買いで全10巻買ってきて、半徹夜状態で読みきってしまった。
(発表の準備が・・・!講習会の講義の下準備が・・・!と思いつつ・・・。)

作品性もすばらしかったけれど、それ以上にリアルな絵がすばらしかった。
スケートで、織田くんの演技を見ていると、時々バレエを見に行きたくなることがあるけれど、同じように、この漫画を読んでいて、バレエを見に行きたくなった。

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CATS

「オペラ座の怪人」続きでミュージカルの話題を。
「CATS」は、友人の結婚式の前夜に一度、劇団四季のを見たことがある。
翌日の花嫁は長年の劇団四季のファンで、そのつてで、実に良い席だった。
良い席すぎて、舞台に近すぎて、目の前に立っている「猫」とばっちり目が合って怖かった。
ともあれ、その夜の舞台は総じてよかった。
中でも、Memoryは胸が切なさでキュンとなる曲で、長いこと忘れられず、とうとう一時期、私の携帯電話の着メロになった。

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オペラ座の怪人

NHK杯の総集編を放送していたので、録画しながら見た。
テレビで見ると、織田くんは会場で見た以上に完璧な演技をしていて、高橋くんの演技からは会場で見たほどの感動を感じることができなかったけれど、それはともかく。
今年の高橋くんのフリーの曲目の「オペラ座の怪人」は、高橋くんの雰囲気にぴったりだと思う。
怪人役にぴったりというのではなくて、曲が高橋くんのスケートの雰囲気にぴったり合っていると思う。
特に、中盤の物哀しいヴァイオリンの旋律が流れる部分は、曲調と高橋くんの表現力が相まって、たとえジャンプミスがあっても、なんだか胸がつまる思いがする。
とてもすてきなプログラムに仕上がっているので、武史のアランフェスのように、アマチュアをやめてプロになっても、自分のプログラムとして、ずっと長いこと滑れそうな感じ。

ミュージカルの「オペラ座の怪人」は、劇団四季のものを1回と、ロンドンで1回見たことがある。
劇団四季のものを見た時も、怪人が可哀相で泣いてしまったのだけれど、ロンドンで見た時は、怪人役の役者さんがとても声のすてきな役者さんだったので、可哀相さ切なさが嵩じて、この「怪人」の素晴らしさを理解せずに、若造と手をつないで逃げ出そうとするクリスティーヌをとても憎く感じてしまった。
おかげで、それ以降、この曲(特にヴァイオリンの旋律の部分)を聞くと、怪人が切なくて切なくて、条件反射的に泣きたくなる。
そして、今年。
高橋くんの演技を見ていると、このミュージカルを見ている時の切ない気持ちが呼び覚まされるので、見事な表現力だと感心している。

織田くんと高橋くんと、どちらが好き?って聞かれたら、絶対織田くんと即答する私だけど、高橋くんのスケートも大好き♪

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