プリンスアイスワールド 東京公演
ここ最近のプリンスの公演は、群舞がカッコいい。
選手時代の小林宏一くんを見ていて、よく踊れる子だし、ショースケーターになったらいいんじゃないかとは思っていたけれど、音によくあった、キレキレのダンスは見応えがある。
プリンスのリンクは狭いから、無理にジャンプを跳ばなくても、十分に見応えのある演技が可能なのだと実感。
プリンスアイスワールドのもう一つの魅力はゲストスケーターで、私もそれにつられて毎年チケットを買っている人だけど、なかなか良い演技に出会える時と、うーん…ちょっとなあ…と思う時とがある。
今年、ちょっとビックリしたのは、本田真凛ちゃん。昨シーズンは成績不振だったけど、この日の演技は、スケーティングが素晴らしくなっていて、感心した。選手は、どうしてもジャンプが決まらないと成績がでないところが苦しいところだけれど、フィギュアスケートで大切なのは、ジャンプだけではないということを、改めて思った。
織田くんは、今年のエキシビナンバーのゴースト。病み上がりだったファンタジー・オン・アイス幕張公演の時の演技より、滑り込んであって、両手あげ3ルッツを含むジャンプはどれも危なげなく跳んでいたし、イーグルのキレは見事で、織田くんもイーグルで拍手もらえるようになったねえと思ったし、何よりすごかったのは、バレエジャンプの高さと開脚の美しさ。今までは、決して身体が硬いわけではない織田くんなのに、バレエジャンプは…そんなに特に…と思っていたけれど、今年の強化目標?
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