« 名古屋場所 初日 | トップページ | 名古屋場所千秋楽 »

Prince Ice World 東京公演

今年の「4 seasons」も、プリンスアイスワールドのチームは、なかなかのいいパフォーマンス。やはり、「踊れる男子」2名の存在がいい。まだ、男性陣が女性の3分の1程度しかいないのが、ちょっぴり残念だけど、今時の現役の男子選手は踊れる子が多いので、そういう子が選手引退後も、こうして積極的にショーに参加してくれるようになるといいなと思う。プロスケーターで食べていくのは、今の状態では難しいのだろうけれど。

小塚くんがリンクに戻ってきた。深いエッジのスマートなスケーティングは健在、スピンとジャンプはまだ十分戻ってきていないようだけれど。でも、絶品イーグルや技巧的なステップをまた見ることができて、嬉しい。
織田くんの「To Build A Home」は、噂には聞いていたけれど、なかなかの難プログラム。ランビエール振り付けらしい、なんとも前衛的な芸術作品で、今の段階でも「すごい」としか言いようのない感じだけど、もっと滑り込んだら、「リバーダンス」の時のように、ものすごいものになりそうな予感がする。
町田くんの「ドン・キホーテ(二幕+アンコール)」は、全く違う意味ですごい。横浜公演の初日に、全く予備知識なしに初めて見た時は、完全に「してやられた」感じだったけれど、今回は落ち着いて楽しめた。他人に振り付けできるかどうかはわからないけれど、少なくとも、町田くんのセルフプロデュース力はすばらしい。

|

« 名古屋場所 初日 | トップページ | 名古屋場所千秋楽 »