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Fantasy on Ice 幕張

今年も幕張に行く日が来た。

Fantasy on Iceが他のアイスショーと異なるのは、アクロバットの人がいること。スケーティング技術ではない、別の「技術」で魅せてくれるわけだけど、毎年本当にハラハラする。

織田くんの新しい「試合用プログラム」?は、「トリスタンとイゾルテ」。ショーで3アクセルを含めたジャンプが6つも入っているのは、なかなかハードだと思うけれど、今もしっかりトレーニングしているようで、問題なくふわりふわりと跳んでいた。
第2部では大黒摩季とのコラボで、会場を大いに沸かせながら滑っていた。織田くんの一挙手一投足に観客が黄色い声でキャーキャー言う時が来るなんて、織田くんの現役時代には想像だにしなかったけど、なんだか気分がいい。
フィナーレ後の恒例ジャンプ大会では、なんと4トゥループ-3トゥループ-3ループの3連コンビを軽々と跳んだ。しかも、目の前で。すごいものを見てしまった。こういうのを見ると、ファンとしては、現役に戻って欲しいと思ってしまうこともあるけれど、織田くんにとっては、世界選手権かオリンピックに出るのならば、メダルをとれなければ意味がないのだろうから、今のレベルだったら現役復帰はないのかなあと思う。

ランビエールやプルシェンコ、ジェフやジョニーも、みなきちんとプロスケーターとしてのレベルを保ったハイレベルな演技で、このショーは本当にすごいと思う。

宇野くんは今期のSPを滑ってくれたけれど、まだ大枠というところか。羽生くんが大トリでバラード1を完璧に滑った。すごい演技だったけれど、観客が沸きすぎていて、私の気分は途中で冷めてしまって、ノリきれなかった。熱狂的な応援はいいけれど、客観的に見ていると、なんだか怖い。

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