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Stars on Ice 東京公演

Stars on Iceは今年で30周年だとか。
でも、今日の公演の観客は、小塚くんの最後の演技を見に来た人が多かったと思う。

現役引退とともに、すっぱりスケートとお別れするという小塚くん。
あの美しいイーグルも、職人技のような見事なエッジさばきも、見納めかと思うと胸がいっぱいになる。
フィナーレ後に、セレモニーがあって、仲間のスケーターに囲まれて、小塚くんが挨拶した後で、佐藤信夫コーチと久美子コーチが、大きな花束を持って近寄ってきて、花束贈呈。花束贈呈後に、いつも試合の時にやっていた「背中をくるくるぽん」の儀式。これも今日が見納め。今までは、いい演技をしてこいと送り出す儀式だったけれど、今日のは、人生の次のステージに送り出す儀式。小塚くんの今後の人生が、幸せなものでありますように。

セレモニーでは、お約束のように号泣していた(らしい)織田くんの、今日の演目は、バンクーバーオリンピックの翌シーズンのSPだった「storm」。現役時代さながらの演技を見せてくれる織田くんは、ファンにとっては本当にありがたい。ジャンプは、3アクセル、コンビネーションジャンプ、3ルッツすべて、ふわりと跳びあがってふわりと美しく着氷。リンク中央まで片足でステップを踏む難しいプログラムだったなあ、とか、そういえばこの頃はまだステップの要素が一つ多かったんだっけ、とか、いろいろ思い出して、感慨深かった。

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