Carnival on Ice
そういえばJapan OpenとCOIは、さいたまスーパーアリーナが満席になることはなかったと、改めて思い出したけれど、上の方の空席を見ると、やはり寂しい。
オープニングがちょっと気がきいていて、「普段の練習風景をお見せします」という設定。珍しく、有香ちゃんの振り付けだとアナウンスがあったけれども、それはわざわざ場内アナウンスは要らなかったかも。
滑走順はトップが明子ちゃん。次に織田くん。COIはJapan Openのエキシビ的要素が強いから、Japan Openに出場した選手たちを中心に滑走順を組むのは当然として、驚いたのは、安藤さんがなかなか出てこないと思ったら、なんと最後から2番目、プルシェンコが大トリだった。ゲストスケーターがトリとは。なんだかビミョウな気持ちがした。
織田くんは「アディオス・ノニーノ」。最初のジャンプがダブルになってしまったけど、6月に見たのよりも進化していた。もともと、織田くんのプログラムは、静かにしっとりじっくりと魅せるものが多いけれど、最近は、ラストをステップで盛り上げる演技ができるようになって、なかなか見応えがある。会場から自然と手拍子もおこっていた。昔はステップは超シンプルで手拍手のしようもなかったのに、いつの間にこんなすごいスケーターになったのだろう。
高橋&木原組は、今シーズンのSP。リフトの時の成美ちゃんのポジションがちょっとビミョウだったけれど、あきらかに昨シーズンよりもスピードもペア演技の技術も上達しているのがわかる。リフトの時にハラハラしないで見ることができるようになってきたのが嬉しい。
宮原知子ちゃんの今季のエキシビナンバーはランビエール振り付けだとか。まだちょっとなじんでいない感じがしたけれど、知子ちゃんの今の実力を考えると、このエキシビを滑っていくことによって成長しそうな予感がする。
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