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1ヶ月

韓国の旅客船沈没から一か月。船が一艘沈んだだけで、国中が喪中のようになるのが、なんだか不思議。実際に、客の安全を確保する責任を放棄した船長、一緒に我先に逃げ出した船員たち、これらの人を雇用していた船会社の代表が、その罪を咎められるのはわかるけれども、救援が遅い、政府の政策が無策だ、などと言ってデモしている「被害者の家族」を見ると、だんだん同情心が薄れてくるのが不思議。

まだ20名が見つからないらしい。もう生存の望みはなくなってしまったと思うけれども、それでもせめて、一刻も早く家族のもとに帰れるようにと願う。

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