世界選手権 1日目
今日はペアと男子シングルのSP。
ペアは、数日前に開始時間がくり上がって朝の10時から。
とりあえず、第1グループと第2グループだけ現地観戦。後半はテレビで放送してくれた。
第3グループの1番滑走だった高橋&木原組の演技を現地で見れなかったのが残念。今日の出来は、成美ちゃんのジャンプの着氷が乱れた以外は、特に大きなミスのない、なかなかよいものだったけれども、惜しくもフリー進出を逃した。本当に残念。ただ、二人のスケーティングやスピンの速度などを見ていると、あきらかに下位グループのそれとは違うので、来シーズンはもっとペア独特の技のレベルを上げて、もっと上のレベルに到達できるのではないかと思った。
男子シングルは、SP終わって町田くんが1位、2位がフェルナンデス、羽生くんが3位、4位にトマシュ・ベルネル、5位が中国の閻くん、小塚くんが6位。
小塚くんは目だったミスのない、とても良い演技をしたけれども、おどろいたのはとても多くの観客が7拍子に合わせて手拍子ができていたこと。後述するように「にわかファン」な観客がとても多かったけれども、それに負けず劣らず、全日本や四大陸も観戦・応援してきた人も多かったのだろうと思う。私も今日は手拍子を合わせることができた。あまりリズム感がある方ではないけれど、場数を踏んでグレードアップできたようだ。
小塚くんの次に滑った町田くんが、びっくりするほどの神演技をした。おそらく、今期最後の「エデンの東」だと思うけど、今期最高の出来だった。98点も出た。点数にもびっくりした。
トマシュは、今季で引退を表明しているから、おそらく現役最後のSPの演技。良い演技ができて、長年トマシュに親しんできたスケートファンにとって、なかなか感慨深い演技だった。
一方で、恐れていたことが、おこってしまった。
名前をコールされて1分以内に演技を始めなければならないこと、演技開始前は集中を乱してはいけないので、「ガンバレー」の声援はほどほどにしておかなければならず、選手が開始のポーズをとったら静かにするのがマナーだということを、知らない人が沢山いたようだ。多分、本人は言わないと思うけれど、今日の羽生くんは、さぞややりにくかっただろうと、なんだか気の毒だった。
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