四大陸選手権 1日目
今日は、アイスダンスのSD、ペアと男子シングルのSP。
アイスダンスは、見事なまでに、演技を見たことない組ばかり。かろうじて見たことがあるのは、日本の平井&デ・ラ・アソンション組だけ。SDは11位。
ペアは、出場国がアメリカとカナダと中国だけ。アイスダンスと比べても、ペアを育てるのは非常に難しいということなのだろうと思う。成美ちゃんの元パートナー、トランくんの組は、残念ながら転倒2回で最下位。
男子シングルは29人がエントリー。日本選手は、オリンピック組が他にいるにもかかわらず、全員、最終グループだという、この選手層の厚さ。すごいと思うけれど、どの人も、日本じゃない国の選手だったら、オリンピックに出れていたよなあと思うと、なんだか気の毒。
最終グループに、フィリピンのカルーザ選手がエントリーしていて、去年の大阪の四大陸選手権を思い出すと、織田くんが出場していたら、遠目には似た二人が一緒に滑っている感じに見えたかしら?と思ったり、出来る技のレベルに大きな差があるから、似て見えなかったかも?と思ったり。
SPの結果は、無良くんが1位。この調子で、フリーも頑張って欲しい。全日本8位の田中刑事くんが最初から四大陸の派遣選手に選ばれて、6位に入っていた無良くんは補欠だった、不可解な派遣選手選考。仮に、この選考は「シーズンを通しての状態や成績を鑑みて」「全日本の結果だけを受けたものではない」というのなら、明らかに誰よりも状態が良かったし、GPシリーズですべて表彰台に載って安定した成績を出していたし、全日本4位で世界選手権の選考基準は満たしていたはずの織田くんが、世界選手権に選ばれなかったばかりか、補欠1位ですらなかったことは、説明がつかない。織田くんにとって「オリンピックイヤーの四大陸選手権」は、トリノオリンピックのシーズンの、3アクセルが踏み切りですっぽぬけて転倒したのに勝っちゃった、あの優勝があるから、今回出場することに何の意味も見いだせなかったのだろう。それくらいなら…無良くんが出場して、表彰台に載ることができたなら、そして来年のGPシリーズへの出場の足掛かりになるなら。本当にそう思って出場権を無良くんに譲ったのかどうかは、わからないけれども、長年織田くんを応援してきたファンとしては、せめて無良くんがそれを達成してくれれば、それで織田くんの「辞退」が少しは報われるような気がする。
そして、小塚くんには、優勝して欲しい。オリンピックと世界選手権に出場する三人に負けないようないい出来栄えで。SP終わって4位。1位の無良くんとは8点差。まだまだフリーの出来次第でひっくり返せる点差。
田中刑事くんは14位。シニアの大会ではSPでも4回転なしで戦おうと思ったら、よほどノーミスのいい演技でないと、やはり苦しい。
| 固定リンク
« 結団式 | トップページ | 四大陸選手権 2日目 »