NHK杯 2日目
今日はアイスダンスのSDと、ペアと男女シングルのフリー。
アイスダンスのSDを生観戦するのは、久しぶり。テレビでもいいのだけど、テレビ放送も、地上波やBSではあまりないから、なんだか新鮮。すべてのチームがボーカル曲で滑っているのを見ると、なんだか不思議な気がする。
それぞれ工夫を凝らした演技で、転倒の心配もあまりないし、衣装もきれいだし、眼福なのだけど、やっぱり中でも1位のデイビス&ホワイト組の滑りは別格。
ペアも、優勝ペアは別格の滑りだったのだけど、日本人としては日本ペアの健闘をたたえたい。結果は最下位だったけど、SPもフリーもシーズンベストを更新したのだから。
男子シングルは、もはや四回転なしには表彰台にはのれないよう。ジェレミー・アボットがものすごくいい演技をして、表彰台にのった。織田くんは冒頭の4回転が、高くて美しい3回転になってしまって、一瞬ヒヤリ。でも、セカンドジャンプを1回転にして、考えられる中で最善のリカバリー。単独で跳んだ2つ目の4トゥループは無事成功し、あとは最後までしっかり滑って、2位に。そしてトリの高橋くん。ジャンプでいくつかミスがあったものの、大崩れせずに、優勝。
女子シングルは、真央ちゃんが圧勝。サルコウがダブルになってしまったり、ミスがなかったわけではないけれど、それでも総合200点越え。本当にすごい。明子ちゃんはルッツを2つともミスして総合3位。ちょっと点数は残念だったけど、今夜も可憐なクリスティーヌだった。宮原知子ちゃんは、けっこう大人びた演技を、よくこなしていた。表彰台には手が届かなかったけれども、シニアのGP大会初参加のジュニア年齢の選手としては、よくやったと思う。
1番滑走だったグルジアのゲデバニシビリの点数が出る時に、機械にアクシデントがあって、2番滑走だったアメリカの長洲未来ちゃんは、20分も氷上で待たされたあげくにやっとコールされた。気持ちも体調も維持するのが大変だったと思うけれども、よく頑張ったと思う。
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