判決 その2
控訴審の判決が出た。一審の判決をそのまま確定するものだった。
判決は「有罪」とはいえ、事実があったのかどうかは、別の話。真実は当人同士にしかわからず、裁判はただ「客観的証拠」を集めて判定するだけのことにすぎず、「客観的証拠」が事実を正しく示しているとは限らない。
とはいえ、今日の裁判所の判決内容の説明には、思わずうなずけることが多々あった。
裁判になれば、自分の正当性を証明するために相手の否を言い暴くのは、当然の行為だろうとは思うけれども、そもそもお互いが協力してよい家庭を築こうと努力していれば、裁判で争うような事態にはなっていないわけで、このような事態に陥る前に回避できなかった過失は、お互いさま。自分だけが悪くないと主張するのは間違っていると。少なくとも、回避しようとする努力が足りなかったという非はあることを、神妙に反省すべきだろう。と。
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