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善徳女王 その1

韓国ドラマ「善徳女王」を視聴中。
なかなかテンポのいいドラマで、最初からぐいぐい引き込まれる。内容は三国時代の新羅についての歴史ドラマなので、「史実」と言えるのは、ごくわずかしか残っていない歴史書に書かれていることのみ。それも、相互に参照すれば記述内容が異なることが多いので、異説も山ほどある。つまり、史劇とは言っても90%以上はフィクションだと思って見た方がいいということ。とりあえず、「ソドンヨ」と同じ脚本家の作品なので、「ソドンヨ」と人物設定などの食い違いがないのがありがたい。

オトコに助けてもらうのを待っているようなヒロインはイマイチ好きになれないけれど、後に善徳女王になる、このドラマのヒロインのトンマンは、しっかり自力で生きているオトコマエな女の子なところが好印象。自分の身を守るために男装していたけど、子供のうちは周囲をだますことができるのはわかるけれども、成長してからも(今見ているところまでは少なくとも)、女だということがバレていないのがとても不思議。特に同じ隊の面々とは、同じ部屋で寝起きまで共にしているのに、バレずに済んでいるなんて。最終的には「女王」になるのだから、どこかではバレるのだろうけれども、そのシーンがちょっぴり楽しみ。

役者さんたちは、どの人も演技達者だけど、特にミシル役のコ・ヒョンジョンがすごい。「砂時計」の時とは違って、今回はヒロインと対峙する悪役だけど、なんとも強烈な悪役ぶり。とくに、見開いた目が全然笑っていない、「ミリオネア」の「みのもんた」みたいな笑顔が、すごすぎて怖い。

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