奇跡のリンゴ
完全に無農薬でリンゴをつくった人をモデルにした作品が、映画化されて、今ロードショー中。
あちこちのテレビ番組で取り上げられて、その度にその農家のリンゴが「これが『奇跡のリンゴ』です」と披露されて、食べたゲストたちは「おいしい」「おいしい」と言いながら食べるのだけど、宣伝をしている時に「まずい」とコメントする人はいないから、その光景を見て「どんなにおいしいのだろう?」と、ありえない美味しさを想像するのは、ちょっと違うような気がする。
映画も見たし、本も読んでいながら、何年待ちになってもいいから、このリンゴを是非食べてみたい、とまでは思えない。
でも、このリンゴ園を一度見てみたいとは思うし、リンゴに限らず食べ物を買う時は、選択の余地があるなら、多少高くてもいいから、なるべく農薬を使っていないものを買いたいとは思う。
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