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世界選手権 ペア&男子シングルSP

男子シングルは、日本にとっては、「大番狂わせ」だったかもしれない。
SP終わって、3人の日本人選手の中で最高位だったのは、4位の高橋くん。とりあえず転倒はなく、4回転も3アクセルも降りた。ただ、ジャンプの回転が少しばかり足りなかったけれども。他の要素は、それはそれはすばらしく、特にステップは見事だった。その次が、9位の羽生くん。冒頭の4回転で転倒、コンビネーションジャンプのセカンドジャンプもつけられなかった。無良くんは4回転がすっぽぬけて1回転に。それ以外のジャンプはきれいにまとめたけど、点は伸び悩んで11位。明後日のフリーでの巻き返しに期待したい。
1位はパトリック・チャン。ジャンプもスケーティングも見事としか言いようがないくらいクリーンに決まって、さすがの圧巻の滑りだった。2位には、これまた見事なスケートをしたカザフスタンのデニス・テンくん。もともと上手い選手だけど、こんなに何もかもが見事にハマる演技を見たのは、本当に久しぶりかも。いよいよ来たか、という感じ。3位に、ケビン。四大陸の時の好調さを維持しているとすれば、フリーも好演が期待できる。
四大陸で大注目の、フィリピンのカルーザ選手は、なんと最下位。フリーには進めない。もともと最高難度のジャンプが跳べないのに、1つ目と3つ目のジャンプが、両方ともコンビネーションジャンプになってしまって、3つ目の方がノーカウントに。出来としては3つ目の方がよかったようなのに。いやいや、「跳んだジャンプの数が数えられない(らしい)」とこまで織田くんに似ていなくても…と思わずつぶやいてしまった。

ペアも、若干、波乱ぶくみ。こちらも、フリーが終わるまで結果はわからないけれど。
成美ちゃんと木原くんペアの練習は順調に進んでいるだろうか? 今回の試合で成美ちゃんの姿を見られないのは本当に残念だけど、また成美ちゃんのリフトを見るのを楽しみにしている。

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