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国体 その2

今日も成年男子の試合だけを観戦。今日はフリー。SPの結果を受けて、下位の選手からの滑走順(グループの中はランダム)。フリーの点数が出た後に、順位が表示されて、その横に表示された点数が2ケタだったので、フリーだけの点数だと思って見ていたところ、3人目ぐらいの時にふと、それが総合点であることに気づいた。トップクラスの選手の点数ばかり見慣れていたからうっかりしていたけれども、確かにダブルジャンプ中心の構成で、スピンの回転不足があり、ステップのレベルが低ければ、基礎点はそうなるよね…とナットクはしたけれど。

第2グループの最初の滑走者の近藤琢哉くん。3アクセルも4回転も跳べないから、なかなか上位に入ってこないけれども、スケーテイング技術はきちんとしているし、音楽に動きがピタリあっていて、なかなかいい演技をする。今日もまずまずの出来だったので、第2グループからいきなりレベルが上がった。その後は、全日本選手権に出場した選手の演技が続き、高難度ジャンプはないものの、それぞれに個性的な演技を見せてもらった。

最終グループになってやっと、報道カメラマンが増えた。織田くんしか報道の眼中に入っていないのか。このグループも、なかなかみんないい演技だったけれども、ノーブルな正統派王子様の中村健人くんの演技が綺麗でよかった。織田くんの演技は、もちろんよかった。転倒もなかったし、コンビネーションジャンプの跳び過ぎもなかったし。3ループは普通に跳んだし、最高難度のジャンプの組み合わせではなかったと思うけれども、今日は危険を冒してレベルを上げる必要はなかったし、無難にミスなくこなす方がいいに決まっている。この2日間の演技の映像が残らないのが、つくづく残念。本当にいい出来だったのに。

表彰台は都道府県チームとしての順位で表彰。どこのチームも仲良くて、ノリのいい子もマジメな子もいていろいろだけど、表彰式が和気藹々としていて、楽しそうでよかった。

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