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GPファイナル その3

シニアの男子シングルは、フリーもすごい試合だった。
フェルナンデスは、2種類3回の4回転ジャンプを決めるすごい演技で、フリーは1位。SPの点数が高くなかったので、最終4位で残念ながら表彰台にはのれなかったけれども。
羽生くんも4サルコウが2回転になってしまった以外は、あまり大きなミスもないいい演技だった。銀メダル。
高橋くんは、冒頭の4回転は転倒してしまって、フリーだけでは3位だったけれども、迫力の演技だった。GPファイナルの優勝、おめでとう。
小塚くんは、なかなかいい演技だったと思うけれども、上位の選手たちがそれぞれにすごすぎて、ちょっと迫力不足だったというか、淡々と滑っていたような印象を受けた。それは3位だったパトリック・チャンにも言えることだけど。この2人、タイプとしてなんだか似ている。どの瞬間を切り取ってみても、正確でお手本になるような美しいスケーティングを淡々と滑る。観客にアピールする、ショー的な要素としては物足りないけれども、こういうタイプの選手も、一つの個性として、なかなかいいと思うので、自分のスタイルをつらぬいて欲しいと思う。
町田くんは、点数が他の選手とだいぶ離れてしまったのが残念。別の年だったら、けっこういい勝負になったと思うけれども、今年はなんだか上位の選手たちがすごすぎた。

ペアはシニアもロシアが強い。川口&スミルノフペアは、ロシア勢の中では3番目の順位。それだけ層が厚い。うらやましい。

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