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幸せなカン違い

そもそも、誰かのファンになるということは、大なり小なり、思い込みとカン違いをすることだと思う。
誰かのことを好きになって、その人のちょっとした視線を追う。自分の方に視線が向けば、自分のことを見てくれたと思い込み、幸せな気分になる。

視線くばりの範囲が広ければ広いほど、カン違いして幸せに思う人は多くなる。
サービスをすればするほど、大切にしてもらっているとカン違いして幸せな気分になる人は多くなる。

ただ、その「幸せなカン違い」も、当たり前のことになって、慣れ過ぎて欲望の方が強くなると、常に欲望が満たされない「くれない族」になり、ネガティブで否定的な発想につながって、ついには「不幸せなカン違い」をすることになる。

日本で活動を始めた頃からシウォンくんを追い続けて、ふと立ち止まってまわりを見てみると、今のシウォンくんファンには、なんと「くれない族」の多いことかと思う。

自分からはたらきかけることの少ない俳優のファン(ファンクラブ)には、尽くしタイプが多い様子を垣間見るにつけ、シウォンくんがこれまでファンにどれほどのサービスをしてきたかに思い至り、その努力に頭が下がる。

決して「くれない族」にはならずに、この先も末永く、ほどほどに「幸せなカン違い」を続けたいものだと思う。

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