Prince Ice World 2012
プリンス・アイス・ワールド2012の横浜公演に行ってきた。
今年が35周年ということで、このアイスショーが35年も続いていることはすごいと思った。
ゲストスケーターのプログラムで印象に残ったのは、なんといっても高橋くん。ディスコで踊っているようにノリノリで踊りまくる。観客もノリノリで大喜び。文句なしに楽しい。今シーズンのフリーのブルースを見た時にも思ったけど、もうどんな種類の曲でも滑りこなしてしまうのではないかと思ってしまう。
町田くんのプログラムもすばらしかった。もともとジュニアの頃から踊れる子だったけど、当時はまだまだ高橋くんのマネ?みたいな感じがした。でも、最近のプログラムを見ていると、町田くん「らしさ」が出てきてとてもいい。町田くんの場合は、設定した「役」になりきりで滑って演じるのがすばらしい。寸劇を見ているような感じがする。今回のプログラムはコスチュームを見る限りでは「股旅物」。振付も、殺陣の型がなかなかサマになっていてカッコいい。最後にはきっちり見えも切ってみせた。ただし、使っている曲は基本的に「アランフェス協奏曲」の第2楽章。なかなか斬新なアレンジがされているとはいえ、この曲で和の演出をしようと考えた発想が斬新ですごい。またそれを違和感を感じさせずに演じきってしまう町田くんもすごい。ランビエールが町田くんのプログラムの振付をしたいと思ったわけが、なんとなくわかる気がする。
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