フェルメール
「フェルメールからのラブレター展」を見た。
今回の展覧会の目玉は、修復の結果、鮮やかな色彩がよみがえった、アムステルダム国立美術館蔵の「青衣の女」。現物のすばらしさもさることながら、beforeとafterの説明パネルの前でうなってしまった。
私のお気に入りの作品は、「手紙を書く女」。ワシントンのナショナル・ギャラリー蔵のこの絵は、若き日の叔母が一目ぼれした作品。愛らしくて、私も好きだけれども、何故かナショナル・ギャラリーで見た時の記憶がない。昔、何回か通って、じっくりまわったから見ているはずなのに。でも、かなり後で、絵葉書を整理していたら、アメリカで買ってきたらしい大判のこの絵の絵葉書を見つけた。どうやら、見たその時は「すてき!」と思ったのに、そのことを忘れていたらしい。いつも展覧会を見たら、その時気にいった絵の絵葉書を買うし、見ていない絵の葉書は買ったことがないから。
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