全日本選手権 1日目
今日はペアのSPと男子シングルのSP。
ペアは1組しか出場しないのが、なんとも寂しい。
男子シングルは、第3グループあたりから、個性あふれる独創的な演技が楽しかった。
滑走順はくじで決まっているはずだけれども、ある程度はグループわけがあるのではないかと思われる感じだった。
高度なジャンプは跳べないけれども、プログラムの面白さ、独創性、本人の「演技力」で光っていたのは、去年と同じく、近藤琢哉くんと佐々木彰生くん。アマチュアの試合というより、どちらかというとアイスショー向きだと思うけれども、フィギュアスケートはアスリート性だけを追及しているわけではないから、こういう演技もアリではないかと思う。
優勝候補の中では、小塚くんも町田くんも、なかなかいい演技だったのだけれども、なんといってもすごかったのは、高橋くん。
4-3を含めてジャンプもすごかったし、何より、このプログラムはすごい。スポーツ、競技用のプログラム、という域を超えた何かがある。これを「芸術」と言わずして何という?
思わず、スタンディングオベーション。
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