世界の一流国?
中国で、高速鉄道の追突・脱線事故がおきた。
「すべて自前で開発した」「日本の技術力を超えた」と、鳴り物入りでの導入だった高速鉄道に、「本当に~?」とかなり懐疑的だっただけに、事故のニュースを聞いた瞬間の感想は「やっぱり、まだまだだったね」。
追い打ちをかけるように、即日、事故現場近くの畑に穴を掘って、事故車両を埋めてしまったとのニュースが飛び込んできた。…えええ?事故の検証とか、しないの?
二度と同じような事故を起こさない、と考えるのならば、一時の恥はしのんでも、きっちりと事故原因を究明すべきなのに。
起きてしまったことを、なかったことにするな!失敗に学ぶことが成功への第一歩のはず。
いやはや、こんなことがまかり通っている国が、「世界の一流国」(自称)とは…。
「学びて後に足らざるを知る」…を知らないのか?
『礼記』は、どこの国の古典籍かを、皮肉まじりに問うてみたくなる…。
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