« 世界選手権 女子シングル&アイスダンス予選 | トップページ | 世界選手権 ペアSP&男子シングルフリー »

世界選手権 男子シングルSP

今年のアメリカ代表3名は、アメリカ国内大会が大波乱で、GPシリーズに出場したメンバーとは少々顔ぶれが違う。
それでも、そこそこの成績を出すあたりが、アメリカの選手層の厚さだと思う。

第3グループに入って、いきなりフローラン・アモディオが77.64で1位に。
今年のヨーロッパチャンピオンだけど、4回転を跳ばずに安定した演技をする選手なので、ここらへんの成績が一つの目安か。

このグループの4番目に、カナダのパトリック・チャン。
4ー3も軽々、ちょい苦手の3アクセルも余裕で決めて、スケーティングも何もかも、言うことなし。すごい演技だった。出た点数が93.02。信じられない高得点!これを破る点数なんて、今後出ることがあるのだろうか?

この後で滑った小塚くん。けっこうよく滑っていたし、なかなかいい演技だったのに、少々見劣り気味…。

高橋くんの演技は、まずまず。4回転はないけれども、大きなミスはなかったし、相変わらずラテンのいいノリ。それでも80点台にかろうじて乗せた。

ロシアの新鋭、ガチンスキーが4-3を決めて、小塚くんよりも上に。演技の間のつなぎや個々の演技がまだまだなので、この順位だけれども、まだ十代なので、今後が楽しみでもあり、怖くもある。

そして、最終滑走の織田くん。
81点を出して、2位。
パトリックに10点も差をつけられてしまったけれども、それでも上出来。
フリーに期待!

|

« 世界選手権 女子シングル&アイスダンス予選 | トップページ | 世界選手権 ペアSP&男子シングルフリー »