少し日常に…
地震による混乱は、首都圏に関しては、少し落ち着いてきたと思う。
まずテレビは、ローカル局を中心にCMが戻ってきた。番組も通常の番組が始まった。BSにも通常の番組が戻ってきた。
NHKはまだ全体的に地震や原発関係の放送を行っているものの、番組のタイトル画面や通常の天気予報の放送は入るようになった。
電車は、計画停電のもと、まだまだ通常運行というのには遠い状態ではあるけれども、月曜日の混乱ぶりから考えると、かなりまっとうに運行されるようになった。
今、非日常を痛感するのは、計画停電と涙ぐましいまでの節電運動、それからスーパーやコンビニの棚から忽然と姿を消した品々の数々。
米や麺などはもとより、今日気になったのは、わかめや昆布などの海産物の棚がカラになっていたこと。見た時は、北海道からの輸送が遮断されていて品薄になったのかと思ったけれども、このような乾物類を緊急に備蓄する必要性は何だろう?と思っていた。
帰宅後に今日の新聞を読んでいて理由が判明。海藻類には放射線の体内取り込みを防止する効果があるとかなんとか書いてある…。原発がらみの買い込みらしい。
こんなの、民間療法に近くて、目を見はるような効果があるかどうか。
みんなが、もう少し落ち着けば、電力問題以外は簡単に解決されると思うのだけれども。
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