NHK杯 ３日目

今日は、男子フリー。
プルシェンコの檄が功を奏したのかどうか、男子は４回転時代へ戻ったらしい。
日本人選手３人が３人とも、フリーでは４回転に挑み、成功させた。
パーフェクトでこれ以上はないという演技ができた選手は、当たりまえの話だけれども、まだいないようなので、それぞれに今後が楽しみな男子シングルだった。
高橋くんのプログラムは、ちょっぴり「男の哀愁」の漂うラテンだったように思う。
ステップのターンが、難しい（というか予想と違う方向へ向かう…）感じだったので、本当にすごいと思った。
２位だったジェレミー･アボットは、スケーティングが本当に滑らかになっていて、びっくりした。さすが、有香ちゃんがコーチだけのことはあって、うっとりするくらいやわらかいタッチ。コーチ変更１年目だった去年よりも、はるかに上達しているところだと思った。
３位だったフランスのフローレン・アモデイオ。振り付けはもろモロゾフだったけれども、本人のアピール力や表現力や個性はお見事。まるでエキシビを見ている感じで、楽しかった。

昨夜録画したペアとアイスダンスのフリーの演技を見た。
アイスダンスの１位、デイビス＆ホワイトペアの演技は見事だった。リンクで生で見たかった。３月の世界選手権は絶対に見に行かなくては！
アイスダンス３位に、シブタニ兄妹が入った。ジュニアから上がってきたばかりで表彰台は立派。アメリカ代表なのが、ちょっと残念。日本の国籍はないのかな？
ペアの３位に入った高橋＆トランペア。成美ちゃんのジャンプが不調で、すべてのジャンプ要素を失敗してしまったのが残念だけれども、このペアのリフトはとてもきれい。今後の試合が楽しみ。