ヨンハのこと
今日は、東京国際フォーラムで行なわれた、パク・ヨンハの献花式に行ってきた。
ヨンハのファンだったことは一度もないけれども、シウォンくんはコンサートの舞台上でとても悲しんでいたし、葬儀関係の記事で憔悴しきったジソプの写真を何度も目にし、二人のファンであった私としては、いろいろ考えることの多いヨンハの死だった。
ヨンハの死の原因が何だったのかは、わからないけれども、人はいかなる時にも、自ら生を放棄してはいけないと思う。
死の前夜に、病気の父親の痛みを代わってあげられないと泣いたそうだけれども、自分が先立つことの方がはるかに親不孝だ。
献花式で嘆き悲しむ多くのファンの姿を見ていても、ヨンハは遺される人のことを考えなかったのかと、なんだかくやしかった。
ヨンハのファンの間でどれほど認知されていたことかは知らないけれども、ジソプの中でヨンハがどれほど大切でかけがえのない存在だったかを知らなかったジソプファンはいないだろう。
ぽっかりと欠け落ちてしまってできた空白を、埋める代わりのものなどありはしない。
ジソプは、その空白を抱えながら、これからの人生を生きていかなければならないのだろう。
大切な我が子の死の第一発見者になってしまったヨンハのお母さん。
慰める言葉も手立てもないけれども、せめて今の自分に出来ることをしようと思った。
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