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Diamond Ice

大坂のなみはやドームへ、日帰りでDiamond Iceを見に行った。
本日の出演者は、オリンピック、シニアとジュニアの世界選手権、四大陸選手権に出場した選手と、特別招待の海外のスケーターが数人。
第一部は、ジュニアの今井遥ちゃんからスタート。
四大陸選手権に出場した南里くんと町田くん、それから世界ジュニア選手権に出場して優勝した羽生くんと村上佳菜子ちゃん。
アイスダンスのリード姉弟。ペシャラ&ブルザ組。そして、トマシュ・ベルネル。
町田くんのプログラムがすごい。もともと、とても踊れる子だけど、帽子の使い方が絶妙だし、帽子をかぶったまま3回転ジャンプを2つも跳んだのがすごい。
トマシュは、ちょっと織田くんのおハコっぽい感じのコミカルなナンバーを滑っていた。私個人的には、マイケルジャクソンメドレーを見たかったのだけど、まあ、これはこれで、なかなかいい感じ。

整氷時間が、なんと25分もあって、リンクサイドでからあげを買って食べて、トイレに行っても余裕で席に戻れた。

第二部は、小塚くんから開始。
明子ちゃん、織田くん、川口&スミルノフ組、安藤さん、ランビエール、高橋くんと滑って、トリは真央ちゃん。
明子ちゃんは、ものすごく気持ちよく楽しくステップを踏んでいて、もっと見たかったのに、アンコールの時間は設けていなかったようで、なんだか残念。マリアのステップを見たかったのに。
織田くんは、世界選手権のSPのことがあったので、滑り始めるまでは内心心配だったけれども、全くあぶなげなくトリプルジャンプを3回跳んで、それはそれは美しく、ちょっぴりレトロで哀愁を含んだ、でも前向きなナンバー「smile」を滑りきった。
ファンとしては、これを見れただけで幸せ。はるばる大坂まで遠征してきたカイがあったというもの。
実は、ここで満足していたのだけれども、この後がすごかった。

ホンネを言うと、安藤美姫は、私にとって好きなスケーターではない。でも、今日の「レクイエム」は、いいプログラムで、よく滑っていたと思う。
その後で滑ったランビエールがまた、すごかった。ほんのちょっとした動き、しぐさ、目線、スケート・・・すべてが、ため息が出るほど美しい。この人には、いつまでもスケーターでいて欲しいと思う。
高橋くんは、エキシビナンバーの「ラブレター」ではなく、SPの「eye」を滑った。曲や振り付けも含めて純和製のこのプログラムは、世界に誇れる見事なプログラム。2年前に最初に見た時は、イマイチ新鮮味がないかな・・・なんて思っていたのがウソのよう。ここまで昇華させた大ちゃんの努力と才能は、お見事!
トリの真央ちゃんは、いつものエキシビナンバー。かわいらしくて、軽やかで、真央ちゃんのイメージにピッタリ。
次のシーズンは、SPかフリーのどちらかで、こんな感じの曲で滑る真央ちゃんが見たい。

ところで。
「なみはやドーム スケート 服装」なる検索ワードでここを訪れる方がいるようなので、一応書いておけば、上にコートは着ていた方がいい感じ。エキシビやアイスショーの場合は、けっこう会場が暖かいことも多いけれども、今は外が暖かくなってきているので、着ているものが薄めになってきているから、そのままの服装で入ると、やはり寒いはず。特にアリーナ席は、氷の上に席が設けてあるから、膝かけも必要なはず。

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