弱音
横綱白鵬の、全勝優勝から一夜明けてのインタビューを聞いた。
「今回は疲れた」「大変だった」という発言をしていて、それで、逆に安心した。
ヤセ我慢して、弱音ははくべきではない、という考えの人もいるかもしれない。
でも、私は、このように思ったままを吐き出すことができている人は、精神的に究極のところまで追い詰められることはないだろうと思うので、トップアスリートについては、これでよいのではないかと思う。
誰だって、泣きたい時はあるだろうし、弱音をはきたい時もあるだろう。
ぐっと我慢するのには、ものすごく沢山のエネルギーが要ることもあるだろう。
ある程度のことならば、我慢できるかもしれないけれども、時には、我慢しきれないこともあるはず。
そんな時は、弱音や涙は全部吐き出して、気分を一新して、しっかり力強く前進して欲しいと思う。
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