オリンピック エキシビション
とにかく、出場選手全員の演技が見たくて、せっかくBSのライブ放送を録画したのに、津波警報の表示が常に画面右下に入っていて・・・ちょっと哀しい。
同じBSの夕方からの録画放送を予約し直す。そちらの放送開始までには、津波警報が解除されていて欲しい。
今回のエキシビの演技の順番は、ちょっと面白い。
普通は、順位が下の方の選手からの演技なのだけれども、地元カナダのジュニアの選手の演技の後に、いきなり銅メダルの高橋くんが滑った。
その後、4位や5位の選手の演技があって、また銀メダルの選手になって、という並びが面白い。
すごかったのは、川口&スミルノフペア。
4位に終わったのは残念だけれども、エキシビで見せた超絶技のリフトの数々。
腕も足も折れそうに細い川口選手が、花束を抱きしめる仕草が、とてもかわいかった。
真央ちゃんは、扇子を持って登場。
可憐なかわいらしいプログラムを滑る真央ちゃんを見ると、ちょっとほっとする。
いつまでも小さくてかわいい真央ちゃんでいて欲しいような気が、ちょっぴりしてしまう。
プルシェンコがエキシビの前半で滑るというのは、ちょっとなんだかビミョー。
去年の今ごろは、まだふくよかな体型で、本当にアマチュア復帰できるの?という感じだったことを思えば、まあよくここまで鍛えてきた、とは思うものの、どうだどうだすごいだろうと押してくるような、この人のスケートはどうも好きになれない。
シニアデビューしたばかりの頃の演技は、けっこう好きだったのだけれども。
ランビエールは、もう、すばらしいの一言。ため息をつくのも、ためらわれるほど。
試合とは違って、難しい技をやっているわけではないと思うのに、滑り始めたら、あっという間に、リンクはランビエール・ワールドになってしまう。
試合での調子はイマイチだったのが残念だけれども、エキシビに出る順位に入っていてくれたことに感謝感謝。
キム・ヨナのエキシビ曲「タイスの瞑想曲」は、しっかり大人の雰囲気、美しさ。
比べてはいけないと思いつつ比べてしまえば、真央ちゃんには、この雰囲気は、まだ足りない。
こういう曲も、自然に滑りこなせるようになったら、真央ちゃんは無敵だと思うのだけれども。
申&趙ペアのエキシビはすばらしかった。
エキシビなのに、難しいリフトやスロージャンプ、しっとりとしたエレガントな表現力。
会場にいるわけでもないのに、思わずスタンディングオベーションをしてしまった。
エヴァンが今回のエキシビで滑ったプログラム、大好きだけど、エヴァンがこれを滑るのなら、今回は織田くんがエキシビに出てなくてよかったかも。
織田くんがエキシビに出て「smile」を滑っていたら、タキシード姿がかぶって、ちょっと私としては笑いのツボだったかもしれない。
でも、笑いのツボでもいいから、織田くんの「smile」が見たかったなあ。
それから。
エヴァンは、世界選手権に出ないと発表したので、それもちょっぴり寂しい。
トリは地元カナダのバーチュー&モイヤー組。
エキシビでも、リフトの多いプログラムだなあ。でも、趣向が面白くて、とても楽しめた。
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