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氷上の美しき戦士たち

何かと話題になりやすい女子選手ではなく、男子のことを書いた本が出て、とても嬉しい。
今のフィギュアスケートは、男子シングルが面白いと思うのだけれども、やはりビジュアルな関係もあるのか、マスコミが扱うのは女子選手が中心で、少し面白くない。

この本で、ジョニー・ウィアーとライザチェックの関係について、初めて知った。
もちろん、著者の目というフィルターを通った姿ではあるにせよ、テレビを通して見るのとは少々異なる、選手たちの姿が見えたように思う。

日本の織田くんや高橋くんや小塚くん、海外だとジュベールやランビエールやプルシェンコなどのトップ選手のことについて触れていて、私にとっては嬉しい本だったけれど、ちょっと物足りないところも。
トマシュ・ベルネルが載っていない・・・。

本の最後の章は、選手の通訳事情について書いてあって、なるほどと頷く内容。
選手が話した内容を、過不足なく正しいニュアンスで伝えることの、なんと難しいこと。

氷上の美しき戦士たち

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