NHK杯 男女シングル&ペア フリー
アイスダンスは、今日はオリジナルダンス。地上波放送は、明日のフリーは放送してくれるよう。さすがNHK。
ペアは、今日フリーがあって、日本の高橋&トラン組は残念ながら最下位だったけれども、でも、シニアのお兄さんお姉さんと一緒の試合に出たのは、いい経験だったのではないかと思う。
まだまだ若い二人だから、今後に期待。
優勝こそ中国のペアにとられてしまったけれども、ロシアの川口ペアが2位、アメリカの井上ペアが3位と、表彰台にのったのは、さすが。
男子シングルは、チェコのブレジナが意外にいい演技をした後、小塚くん、高橋くんからジェレミー・アボットまで、ボロボロにジャンプをミスしたので、氷の状態が悪いのかと、心配してしまったほど。
でも、最終滑走のジュベールは、4回転ジャンプはきちんと決めていたので、特にそういうわけでもなかったらしい。
結果、ジュベールが貫禄の優勝。でも、点数は中国杯の織田くんにも及ばないけれど。
2位に踏みとどまったジョニー・ウィアーは、ジャンプはノーミスではなかったけれども、ものすごく美しい演技だった。
ジョニーの場合、ファンの応援がすごすぎて、いつもびっくりする。
演技の途中で、ジャンプやスピンのたびに甲高い声でキャーキャー過剰反応するのは、カンベンして欲しい。
小塚くんは、不安になるほどジャンプが上手くいかなかった。
滑りは美しく、スピンは正確だったけれども、やはりジャンプがキレイに入らないと、流れがそこで途切れるから、プログラムの小粋さが伝わりきらなかったのが、とても残念だ。
高橋くんは、ステップはさすがの貫禄だったのだけれども、やはりプログラム後半のバテが残念。
プログラムはとてもステキだから、早く、万全の状態での、このプログラム「道」を見たい。
3人もいた日本選手が、結局1人も表彰台にのれなかったのは、残念。
でも、高橋くんはまだ、スケートカナダが残っているので、2週間後にまた頑張ってくれることを期待。
女子は、安藤さんがとりあえず優勝したけれども、息を飲むようなノーミスのすばらしい演技というわけではない。
正直言って、この程度の演技で2試合優勝して、ファイナルに進出、というのが、男子の織田くんと同じレベルの快挙として扱われるのは遺憾だ。
あまり演技とは関係ないけれど、彼女のメイクはいつも濃すぎると思う。アイスショーならばともかくとして、アマチュアの試合の時のメイクとしては・・・あまり好感を持てない。
中野さんの4位は、いかにも惜しい。ファイナルには出られないかもしれないけれども、必ずや全日本選手権では頑張ってくれることと信じている。
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