ノーベル平和賞
先週、ノーベル平和賞をアメリカのオバマ大統領が受賞するというニュースをきいて、びっくりした。
物理学賞や化学賞、医学生理学賞などは、誰もが認める画期的な発見と、長年にわたるたゆまぬ研鑽があってはじめて、受賞できるものだと思うので、平和賞ならば、なってまだ一年に満たない大統領が受賞できるというのは、なんだかおかしく感じる。
そして、一週間もたたないうちに、夜のニュースで、またしても怒り狂っている千葉県知事の森田健作氏を見た。
夜中(のニュース)だというのに、ひたいに青筋たててハイテンションに話す森田氏・・・もっと静かに語れないのか?と思った記憶はあるけど、何を言っていたのか、ひと言も耳に残らなかった。
翌日、これが前日と同じ人か?と思うような、妙ににこやかな森田氏を見ていて思ったのは・・・前日のあの怒りは何だったの?
こんな政治家を見ていると、怒鳴っているわけでも叫んでいるわけでもないのに、明瞭な言葉で、はっきりとはぎれ良く話す、かの大統領が、とてもスマートでステキに見えてきて、これからに期待してみようかな?などと思って賞をあげる決断を下してしまった人たちの気持ちが、ちょびっとだけわかるような気がした。
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