世間の風
「逮捕」のニュースが出てからの、のりピー関係の報道を見ていると、胸が痛い。
これまでの清純なイメージとの落差が大きかったせいか、叩くような内容の記事が多いようだ。
これまで、天高いところにいた人が、地上にはいつくばっている姿は哀れだ。
堕ちたのは自業自得かもしれないけれども、はいつくばっている背中をなおも足蹴にし、踏みつけにして楽しむ・・・そんなことをする権利が誰にあるだろう?
本人は今、釈明も弁明もできない立場にいる。
マスコミは今、事件に便乗して、あることないこと面白おかしく書き立てているが、もしも事実無根だったら、不当に侮辱していることになる。
身近なところでも、間違いをしでかして、そのことについて謝罪しているにもかかわらず、なおも「お前は悪い」と叱っているのを見ることがある。
叱る側に理由をきくと、たいてい「本人のため」と言うが、過剰な叱咤は反発や無気力につながり、必ずしも本人のためにはならないと思う。
叱る側の自己満足のためにしていることを、悟るべきだろう。
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