ワールド・チーム・トロフィー 1日目
ワールド・トロフィー初日。
オープニングには間に合わなかったけれども、アイスダンスから現地観戦。
やはり、男女シングル、ペア、アイスダンスのすべての種目で 世界トップレベルの選手のいる国は、ないような気がした。
とりあえず、全種目に選手がいて、どれかにとても強い選手がいる、ということで、世界トップ6になっている国が、GPシリーズ開催国と一致しているというのは、不思議なのか、ナットクなのか。
日本は、シングルの選手は強いけれども、ペアやアイスダンスは、選手がいることの方がキセキ的状況なので、残念ながらリード姉弟のアイスダンスは、6チーム中最下位。
フランスのペアが、とても魅力的。
男子シングルは、中国やロシアなど、現在強い選手がいない国は、ジュニアからのホープの選手が出場してきて、とても初々しい。
第2グループになったら、いきなり世界トップ10。
織田くんは、トップバッターで滑って、なかなか見事な滑り。
二つ目の3ルッツ-3トゥループの1つ目のルッツが、見ていてはっきりわかるほど軸がゆがんだので、一瞬見ている方はヒヤリ。本人は、何食わぬ顔でランディング、コンビネーションにしてしまうところが、織田くんのすごさ。
スピンは、今シーズン見た限りで一番の出来。
家に帰って、テレビで見たら、会場で見たよりも、もっといい出来だった。
小塚くんは、ちょっとジャンプの失敗が残念。
パトリック・チャン選手も、考えられないくらい調子が悪そうだった。
結果的には、4回転ジャンプを跳んだジュベールが1位だったけれども、私としては2位のライザチェックの演技の方が、より「パ~フェクト!」という感じだった。
とにかく、すばらしかった。
女子も、最初の方は、何というか、とても初々しい顔ぶれ。
第2グループに入ったら、いきなり世界トップの顔ぶれに。
結果は、真央ちゃん1位、ジョアニー・ロシェット2位、安藤さん3位だったけれども、世界ランキングそのままの順位。
安藤さんは、本人としては非常に良い出来だったし、ジョアニーもとてもすてきないい出来の演技だったけれども、ラストに滑った真央ちゃんが全部持って行ったような印象。
やはり、女子シングルSPでの3アクセルー2トゥのコンビジャンプ・・・って、超越している。
本当にすごい。
それなのに、ルッツがニガテというのが、とても不思議。
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