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スターズ・オン・アイス@代々木

スターズ・オン・アイスの東京公演の最終公演を見に行った。
会場は、去年の公演よりは客が入っていたけれども、満席ではなかったのが残念。
それでも、すごく沢山の人。
チケット、けっこう高いのに・・・不況なのに・・・。

公演は、全体的にとても質の高いものだった。
満足。
テレビでの放送が、意外とカットの少ないものだったことが、少しびっくり。
(もちろん、全くカットがなかったわけではないけれども。)

有香ちゃんのスケートは、群舞の中でも際立つほどのなめらかさ。
ジェフのスケートも、音とぴったり合っていて、見事だったけれども。
群舞だと、やはり違いがはっきりわかる。

一番面白かったのは、ジェフとランビエールのコラボレーションの郷ひろみの「2億4千万の瞳」。
スケーティング技術はもちろんのこと、二人とも表現能力がすばらしい。
見事に息の合ったスケートで、とても楽しませてもらった。

織田くんは、「トスカ」で後半の3アクセルはきれいに跳んだけれども、次の3回転ジャンプの着氷でつまづいて、その後壁にドカンと激突。
ちょっとリンクが狭かったね。
いつも、リンクの端ぎりぎりまで使って滑るからね。

アイスショーを見ていて思ったのは、試合用のプログラムとは違って、ショー用のプログラムに必要なのは、その人の得意技を魅せることだということ。
難しい技である必要はなくて、表現方法でもスピンでもスパイラルでもOK。
でも、ただ「綺麗」「正確」なだけの演技は、インパクトが薄く、印象にも残らない。
ジェフもランビエールも、いつも「魅せる」スケートをしてきたスケーターたちなので、これからの活動がむしろ楽しみだ。

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