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NHK杯余話

今年の会場の代々木体育館。
会場が広いから、席が残っているのではないかと思っていたけれども、意外と満席に近い状態だった。
真央ちゃんが、3日とも出たせいかもしれない。

今年の観客は、ノリも良かった。
去年の仙台では、うっかり、あまり名前を知られていない選手のステップのところで手拍子をすると、一人で浮きまくる心配があったのに。
今年は、心配も遠慮もなく、楽しく選手の演技に手拍子をおくれた。

それにしても。
いつも思うのは、ジャンプや技が成功した時に拍手がおきるのは、いいのだけれども、失敗ジャンプの後におこる拍手は、何だろう?・・・「がんばれよ!」っていう激励!?
こういう時、選手は拍手をもらう方が嬉しいのか、静かに何事もなかったように次に行く方がいいのか。
一度、きいてみたい。
私だったら、失敗した時は、そのジャンプは見なかったことにしてもらう方が嬉しい。
だから、私は、失敗ジャンプの時は拍手はしない。

テレビの前やPCの前では、けっこう熱く織田くんを応援している私。
けれど、会場では、まわりの人に、それとわからないようにわからないようにと、行動するクセがある。
大きな声で声援を送る・・・とか、バナーを出す・・・とか、応援メッセージを掲げる・・・などという行為とは、無縁だ。
理由は一つ。「テレビに映りたくないから!」
でも、どんなにさりげなくふるまっていても、両隣の人にはバレバレだっただろう。
他の人の演技の最中は、手拍子に拍手にと、忙しく動いていた私の手。
でも。
織田くんの演技の最中だけは、がっちり握り合わせて、「お祈りポーズ」!
・・・上手くいきますように!・・・織田くんが満足がいく結果が出ますように!
結局、完璧な演技ではなかったので、スタンディングオベーションをしそびれてしまったけれども、でも、やっぱり「特別」だったな、今回の織田くんの演技。

観戦の度に、テレビカメラの位置は気になる。
今回は、2日目が、スタンド席最前列という、観戦にはとても良い席だけれど、選手がジャンプするとバッチリ背景に映るという、ある意味で最悪の席だった。
おかげで、選手の演技が終わって、会場内のモニターにジャンプや技がスローで映る度に、私は選手の演技ではなく、自分が映っているかいないかのチェックをするハメに。
幸い、チェックした範囲では、アップでは映っていなかった。
反対側のスタンドの下から3分の1あたりに座っていた、1日目と最終日の方が、遠景としては、沢山映っていた気がする。
もっとも、あくまで「遠景」なので、よほど大画面のテレビで、コマ送りでチェックでもしない限りわからない程度の大きさ(小ささ)だろうから、映っているうちに入らないけれども。

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