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NHK杯 2日目

まず、ペアから始まる。
ペアのフリーを生で観戦するのは、久しぶり。
ジャンプなどの技は、上位のペアになるにつれて、成功率が上がっていくのに、なんだか今回はどのペアも、サイド・バイ・サイドのスピンが合わない。
そんな中、怜奈ちゃんのペアは、息のぴったり合ったサイド・バイ・サイドのスピンだったので、すごいと思った。
やはり、ペアの醍醐味は、ダイナミックな技もあるけれども、二人のユニゾンにもあると思うので。

アイスダンスは、昨日のオリジナルダンスでも思ったのと同じことを感じた。
上位2ペアは、甲乙つけがたい出来で、二人のユニゾンも滑る技術も、なかなかのもの。
プログラムの独創性も、それぞれフランスらしい小粋なプログラムと、イタリアのちょっと悲哀の混じったカーニバルな雰囲気のプログラムと、どちらもよかったけれども、私としては、フランスの方が好きだったかも。

女子シングルは、結果から言えば日本勢が表彰台を独占。
それぞれの出来がよかったとは言っても、本当の意味でノーミスではなかったし、そういう意味では、SP2位のワーグナー選手、3位のレピスト選手の演技も悪くはなかったのだけれども・・・なにしろ会場の雰囲気がすごかった!
友加里ちゃんと鈴木さんが、それぞれいい点を出した後に、演技したワーグナー選手とレピスト選手。
もちろん、観客もそれなりに暖かく応援はしてはいたけれども、どうしても、日本の選手を応援している時のパワーとは違う。
2選手が友加里ちゃんと鈴木さんの下の順位が確定した時の、観客の反応といったら・・・。
観客のベクトルがすべて、真央ちゃんに向かい・・・。
今日の真央ちゃんは、本当にえらかった。
あのすごいプレッシャーの中、今期最高の演技をしたのだから。
最後の決めのポーズの直前でよろけたのは、ご愛嬌ということで、いいかナ?

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