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モロゾフコーチのインタビュー記事

Champions on Iceの会場で、先行発売になっていた「ワールド・フィギュアスケート」の34号を買った。
久しぶりに、織田くんのインタビュー記事が載っていて、ファンとしては嬉しい限りではあったけれども、その数ページ後に載っていたモロゾフコーチのインタビュー記事は、読後感にすっきりしないものがあった。

記事を書いている人が悪いわけではない。
冒頭に長い「おことわり文」をつけないと、全文をそのまま雑誌に掲載することはできないようなインタビューになってしまったことに、問題があると思う。
お互いに母語ではない英語をコミュニケーション・ツールとして使っていることによる誤解みたいなものもあるのだろうけれども、それにしてもモロゾフコーチの返事は、いろいろな意味で他の人の話と矛盾があり、お粗末だ。
高橋くんについてのコメントにしても、ことさらに自分の手柄を強調するような話し方をしているのは、どんなものだろうか?
師弟関係を結んだばかりで「お別れ」する時のことについて考えるのはヘンな話ではあるけれども、織田くんがモロゾフコーチのもとを去る時に、どのようにして「さよなら」すれば、しこりを残さずに去ることができるのだろうかと、心配になった。
今の織田くんの「足りない」部分を考えれば、モロゾフコーチは確かにベストコーチだけれども、記事を読んだ範囲では、末永く師弟関係を結びたい相手には思えなかった。
織田くんには、いろいろどんどん吸収して欲しいけれども、モロゾフ色に染まらずに、適当な距離を保ちつつ過ごして欲しいと思う。

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