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横綱の品格

千秋楽結びの一番で、取組後に両横綱がにらみあった件について、北の湖理事長は「白鵬が悪い」と言い、宮城野部屋にのみ注意をしたけれども、私は朝青龍の普段の行動が、今回の一件のそもそもの原因のように思う。
朝青龍が白鵬をダメ押したのは、もしかしたら流れの中での行動だったかもしれないけれど、押された白鵬に、そのことを瞬時に判断せよというのはいかにも無理な注文だ。
後ろから「ダメ押された」白鵬が、とっさにムッとなったのは、普段の朝青龍の態度もあるし、押した後のフォロー(助け起こす、あやまるなど)がなかったことから、故意に「ダメ押した」ように思えたからではないだろうか。
去年の一連の騒ぎの時にも感じたことだが、北の湖理事長は朝青龍に、ちょっと甘いような気がしてならない。

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