死刑判決
山口県光市の母子殺害事件の判決が出た。
通常だったら、犯行当時18歳だった元少年に対して死刑判決なんて、気の毒と思うのかもしれないが、この事件の場合は、殺害された母子のあまりの若さを思うと、あまりこの判決に異議を唱える気にはなれない。
また、妻子を殺された若き夫の、未だに若いその年齢に驚いた。
事件から9年経った今、まだ32歳なのだから。
事件当時から、若いわりには、非常に落ち着いていて、理路整然と語る人ではあったために、実年齢よりも上に見えていたことは事実だけれども。
こんな事件がおこらなければ、愛する妻子とともに、楽しい20代をすごせただろうに、その若い時間のすべてを裁判に費やしてしまった、この人の人生をも償う気持ちを、犯人には持ってもらいたいと思う。
そして、本村さんには、すべて終わって気持ちが落ち着いたら、新しい一歩を踏み出して、亡くしてしまった二人の分も、幸せな人生を歩いていって欲しいと思う。
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