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新・御宿かわせみ

ずっと長いこと、「御宿かわせみ」のファンだった。
東吾がるいと結婚するずっと前から読んでいた。
東吾の友人たちも大好きだった。
源太郎が生まれ、花世が生まれ、麻太郎が神林家に引き取られ、千春が生まれたのなんて、ついこの間のことだったと思うのに、最新作「新・御宿かわせみ」を読んで愕然とした。

幕末維新を経て、東吾は乗っていた船が沈んで行方不明、花世の家族は父親の宗太郎以外は皆、事件で殺されてしまい、源太郎の父の源三郎も事件の巻き添えで刺殺されてこの世の人ではなくなっていた。
そして、お話は、東吾の甥(実は息子)の神林麻太郎が、英国留学から帰国したところから始まっていた。
どうやら、「新」シリーズの主人公は、麻太郎らしい。
前シリーズでは、本人やるいには知らされていなかった「麻太郎は東吾の息子」という事実は、物語冒頭から本人が知っているということになっていたので、空白の年月の間に、何らかの事情で知られるところになったらしい。
どのような経緯で知ることになったのか?
それが、目下の私の最大の関心事だ。

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