大臣はやめるべきではない
昨日から今朝にかけて、ニュースを見ていて一番腹の立ったことは、野党が一致団結して石破防衛大臣の辞任を求めたことだった。
もちろん、事故を起こしてしまった機関の最高責任者として、何らかの責任の取る必要はあると思うけれど、それは辞任とは限らないし、辞任するにしても、今ではないと思う。
相手のミスをあげつらって、嬉々として辞任要求した野党の人たちが、とても下衆で幼稚に見えた。
やはり、今は、福田総理が言っているように、事故の収拾に全力で努めるのが、防衛大臣の責務なのではないだろうか。
行方不明になっている漁師の家族を訪問した大臣を取り囲むマスコミの取材陣にも不快を感じた。
どうしても「親族が大臣にモンクを言い、責任を問い詰めた」ように報道したいらしいけれども、私にはそうは見えなかった。
もちろん、一言言ってやりたい、という気持ちはあったと思うけれども、その内容は大臣を咎めるのではなく、「うやむやにせず、最後までしっかり事態の収拾をして欲しい」というお願いだったように思う。
石破防衛大臣には、こんなバカなタイミングに辞めたりせずに、最後までしっかりと事態の収拾に努めて欲しいと思う。
マスコミも野党も、自分たちは、自分たちの発言について最後まで責任をとりやしないのに、わぁわぁ言うことだけは言いつのって、実に勝手だと思う。
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