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高学歴ワーキングプア

今、光文社新書の「高学歴ワーキングプア」を読んでいる。
この本に書かれていることを信じる限り、博士課程を修了した人の二人に一人は、定職につけていないことになる。
特に、「学閥」を持っていない、「二流」大学の博士号を持っていても、あまり付加価値にはならないということだ。
一般企業に就職しようにも、博士の就職先は非常に少ない。
ごく一握りの人しか高等教育を受けておらず、高学歴の人に希少価値のある昔ならばいざ知らず、多くの人が大学院に進学する昨今、修士号・博士号を持つ人は多い。
当然、ものすごい就職難が待ち受けている。
「学位」は、キャリアアップのために有効な「切り札」には、なりえないのだ。

こうなってくると、「人は何のために学ぶのだろう?」という気になる。
その答えは、私にもわからない。
ただ、一つ言えるのは、「新しいことを知るのは楽しいこと」だということと、何か目標を持って生きるのは楽しいことだということ。

就職難のご時勢に、幸いにも定職を得、生きるには困らない(だろう)私が、落ちこぼれつつも、絶えず「学生」を続けているのは、「キャリアアップ」のためだけではないことは確かだ。

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