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プリンスアイスワールド

昨日、初めて日本のアイスショーに行った。
新横浜のアイスリンク自体に行くのが初めてだったので、ごく普通のリンクで定期的にアイスショーをやっているという事実にビックリした。

さて。
ショーは、プリンスのアイスチームによるショーとショーの間に、ゲストスケーターの演技、という構成。
子どもがいたら、とても楽しめたかもしれないけれど、私自身は、さすがにオトナになってから久しいので、童心に帰って楽しむのは、ちょっと苦しいものがあった。
ゲストスケーターは、高橋くん、織田くん、村主さん、中野さん、そして荒川さんと恩田さんと武史。
プロの人たちはともかく、アマチュアの4人のプログラムはそれぞれに見事で、日本のトップレベルのスケーターたちの技術と表現力はすごいものだと思う。
中野さんのアラビアっぽいプログラムは初見。
次シーズンのエキシビナンバーだといいな。
とてもステキだったので。

織田くんの「ニューシネマパラダイス」をもう一度、今度は間近で見れて、とても幸せ。
軽々ジャンプを決めるので、3-3-2の3コンビジャンプだったのに、間近でも全然怖くない。
3シーズン前のSPの時の映像と見比べてみたが、スピンは全部グレードアップして別物になり、最初の3-3のジャンプが3コンビジャンプになり、ストレートラインステップが別物になり、ラストのポーズが別物になった他は、意外なくらい構成は変わっていなかった。
変わったのは、ステップの時の織田くんの上半身の動き。滑走の速さ。一つ一つのポーズがぴしっと決まる美しさ。
チャイ4のようなクラシックに挑戦した事による効果が、存分に生きていると思う。
次のシーズンが、本当に楽しみだ。

先月のJapan OpenとCarnival on iceに、高橋くんではなく織田くんが出ることになった理由はわからないけれど、織田くんにとってはとても価値のある出場だっただろうと思う。
これからも世界のトップレベルにどんどん触れて、また、ショーや別の世界のいろいろな物に接して、いろいろなプログラムを見せてもらいたいと思う。
コリオグラファーが組んでくれたプログラムを忠実に滑るだけではなく、自分独自の表現ができるようになってきている、そういうふうに見えるので。

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