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あなたたちのことは忘れない

昨日見た「あなたを忘れない」の感想を、まだ上手く言葉にできずにいる。
映画自体が感動的だったために忘れられない、というのとは少し違う。
心に想いはあるのに、それを上手く言葉に言い表せないと言った方が正しい。

昨日や今日と同じように、当たり前に訪れるはずの「明日」が来なかった。
何の前触れもなく、突然時間が途切れた。
夢もやりたいことも沢山あったという青年。
無念でなかったわけがない。

何かを達成できたわけではない。
決して「英雄」だったわけでもない。
それでも、最後の瞬間に、何の打算もなく、無心で、他人のために身体を動かせる青年がいたこと。
大きな喪失感の中にあっても、息子の行為は「普通の人間として当たり前のことです」と言える両親がいたこと。
そのことが、愛しくて、切なくて、哀しい。
そして、彼らのことを考えると、涙が止まらない。

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