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成長の証

HPのお引越しのために、データの整理作業を行った。
昔の日記を読み返すと、なにやら大仰な言い回しをしていたり、言いたいことにピタリと当てはまらない言葉を使ってあったりで、恥ずかしいことこの上ない。
そのように感じるということは、私も成長している証拠なのだろう。
今書いている日記も、数ヶ月後に読んだら、なにやら面映いほど拙い文章なのかもしれない。

ついでに、テレビからの録画画像の整理もした。
唐突に、去年の織田くんの「ルースター」が見たくなり、去年の映像を見ていて思ったこと。
去年の織田くんも、すごくすごく上手いと思ったけれど、今年の織田くんは、去年よりも格段に上達している!
滑走のスピードも、スピンを回る速度も。
何よりも、一つ一つのポーズが見事なまでにピシッと決まっている。
どこまで成長するのか、実に楽しみだ。

同じようなことは、中野さんのスケートにも感じた。
去年はまだまだ、顔の表情だけでなく手の動きも、ぎこちないところがあったが、今年はやわらかく女性らしく、動きがとても美しい。
中野さんは色が白くて、うなじから肩にかけてのラインが女性らしく美しく、今年のプログラムも衣装も動作も、その美しさを上手に引き立てていて、初々しい。
中野さんが今年「アメージング・グレース」を滑ったら、それはそれは、夢のように美しく滑るのではないかと思う。

まだまだ成功率が低く、なかなか試合のプログラムに入れられない、織田くんの4回転ジャンプと中野さんの3アクセルジャンプを、それぞれが確実に跳べるようになれば、二人ともどこまで成長するのか計り知れない。

私の文章も、かくあって欲しいものだと思う。
昔書いた文章を、「名文だ」などと思うようになったら、その時は退化の始まりかも。

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